米国発祥の世界最大規模の異業種交流組織BNIの中国地方初となるチャプターが、8月17日に山口県周南市(ザ・グラマシー)で発足した。BNI山口リージョン(加藤隆之ディレクターコンサルタント)が運営する「BNIパイオニアチャプター」(原田洋平プレジデント)は、1専門分野1名からなる各分野の専門家のグループ。

「ギバーズ・ゲイン」(与えるものは、与えられる)の理念に基づいた仕組みで、チャプターのメンバー(事業経営者など)同士が、質の高いビジネスリファーラル(紹介)を交わし合い、ビジネス発展に繋げる。

BNIは、世界68ヵ国7,500超のチャプターを誇る。会員は20万人以上にのぼり年間で1兆円規模に及ぶビジネスが生み出されている。国内拠点は2006年に、34ヵ国目として誕生した。

発足イベントには、木村健一郎周南市長が来賓として参加、県内外の事業経営者ら約150名も出席し、盛大に開催された。同イベントでは、盛んな名刺交換等が繰り広げられ、チャプターメンバーをはじめ出席者全員が自社のプレゼンテーションを行った。

定例会は、毎週水曜日の午前7時からホテルザ・グラマシーで行われ、ビジター(招待客)を招きながら、全員がプレゼンテーションを行うことで、互いのビジネスを知り合い、信頼関係を構築しながらビジネスにつなげていく。現在の会員数は43名。今後山口県内で18チャプターを開く予定。現在、山口市内で発足準備が進んでおり、岩国、防府での発足も計画されている。