食肉加工販売業の（有）朝日屋（下松市瑞穂町2-19-16、資本金300万円、安田大作社長）が昨年、日本国内で開催された2016年度「第3回DLG（ドイツ農業協会）食品コンテスト」のハム・ソーセージ部門で、金賞・銀賞のダブル受賞を果たした。同社が出品した全4品すべてが受賞となった。
金賞を獲得したのは3製品で、佐賀県産和牛を使用した生ハムの新商品「牛生ハム」、主に宮崎・鹿児島産の豚肉を使用した「ベーコン」、専用の型に入れて焼き上げた「フライシュケーゼ（焼ソーセージ）」。銀賞は、長州どりを使用した新商品「チキンハム」の1製品。これまで同コンテストで数々の受賞歴を持ち常連ともなっている同社。安田社長は「本場ドイツに認められた商品を誇りに、これまで培ってきた技術を駆使し、これからも新商品開発に全力を注いで参りたい」と創作に意欲をみせる。
DLG（ドイツ農業協会）コンテストは、1885年設立のドイツ農業協会が主催する国際大会。ヨーロッパ基準に基づき、外観・内観・食感・風味・味の5項目において減点方式により審査される。日本国内では2012年に開催され、2014年と、2016年に開催された。